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台北市立動物園は16日、日本から同園にやってきたタンチョウのつがいの間に生まれたひなの名前について、約1週間の投票を経て各候補で最も多い1537票が寄せられた「哩鶴」に決まったと発表した。

(台北中央社)台北市立動物園は16日、日本から同園にやってきたタンチョウのつがいの間に生まれたひなの名前について、約1週間の投票を経て各候補で最も多い1537票が寄せられた「哩鶴」(リーホー)に決まったと発表した。発音が台湾語の「こんにちは」に似ており、「まるで来園者にあいさつしているようだ」としている。
同園によれば、今年6月下旬、親鳥と一緒に草むらを歩いているひなの姿が確認された。2011年に北海道・釧路市動物園から無償貸与されたビッグ(雄20歳)とキカ(雌17歳)の子どもで、2羽は11年越しでようやく繁殖に成功した。
園側は9日から16日まで、ひなの名前を募集。投票の結果、親鳥を日本から送ってきた長栄(エバー)航空が考えた「哩鶴」が選ばれた。
同園は、生まれたばかりの時、黄色の毛で覆われたひなも3カ月後の現在、羽毛が白く生え変わり、身長もほぼ成鳥と同じになったとひなの成長ぶりを明かした。
(陳怡璇/編集:荘麗玲)