2022-09-13 台湾

新北市の幼稚園児、自分たちで作ったお米堪能 収穫の喜びを体験

注目ポイント

北部・新北市の幼稚園児らが10日、自分たちが大切に育てたお米を収穫した。

新北市政府教育局提供
新北市政府教育局提供

北部・新北市の幼稚園児らが10日、自分たちが大切に育てたお米を収穫した。この日は中華圏の人たちが一家だんらんを楽しむ中秋節(中秋の名月)に当たり、園児らは屋外でのどかな田園風景を眺めながら、炊きたてのご飯を楽しんだ。

稲刈りを行ったのは同市金山区にある金美小学校付属幼稚園の子どもたち。同校によれば、2014年末にシベリアからソデグロヅル1羽が地元に飛来したのがきっかけで周辺農家は環境にやさしい農業を開始。同校も園児に田植えから収穫までの一連の作業を体験させる教育を始めた。

園児たちによる稲刈りは今年で7回目。すっかり地元の一大イベントとして定着しているという。同校はこうした体験を通じて、子どもたちに農家の苦労を実感させ、感謝や敬う心を育んでほしいと期待を寄せた。

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