2022-09-12 観光

台風12号、台北などは局地的な大雨 12~13日に台湾最接近へ

注目ポイント

中央気象局は11日午前、中度台風(台湾基準)台風12号の接近を受け、海上台風警報を発令した。

中央気象局提供

(台北中央社)中央気象局は11日午前、中度台風(台湾基準)台風12号の接近を受け、海上台風警報を発令した。気象局の予報官によれば、11日は台北都市圏や北東部では局地的に大雨が降る。台風は12~13日に台湾に最接近するとみられる。

台風12号は11日午前11時現在、台湾本島最南端ガランピ(鵝鑾鼻)東北東約370キロの海上にあり、時速8キロで北北西に進んでいる。中心気圧は950ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は40メートルで、瞬間最大風速は50メートル。

気象局の予報官によると、台風12号はゆっくりとした速度で北上している。台北都市圏や北東部では12日と13日には雨の降る時間が長くなり、他の地域でも一時雨となり、局地的な大雨の範囲は中部山地にまで広がる見込み。14日には台風が台湾から離れ、雨脚が弱まる。

現時点では、陸上台風警報を出す可能性は低いとみられる。気象局は今後、暴風域が台湾本島に接近するか観察を続ける方針。

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