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東京都杉並区のイベント「まるごと台湾フェア2022」が10日、区の施設で開催された。

(東京中央社)東京都杉並区のイベント「まるごと台湾フェア2022」が10日、区の施設で開催された。台北駐日経済文化代表処の謝長廷(しゃちょうてい)代表(大使に相当)が訪れ、岸本聡子区長と共に出店を回った。
岸本区長によると、同区と台湾の縁は中学生の野球交流をきっかけに始まった。2015年には同区の夏の風物詩「東京高円寺阿波おどり」の公演が初めて台北で行われ、その後は他の都市にも公演が広がり、台湾との交流が深まっているという。

会場には台湾グルメの出店や物産ブースが並んだ他、鉄道や伝統人形芸能「布袋戯」(ポテヒ)の展示、茶芸や切り紙の体験教室なども催された。
この日は旧暦8月15日に当たり、名月を愛でる中秋節だった。謝代表は岸本区長に、台湾で中秋節に食べられる菓子「蛋黄酥」(ダンホアンスー)を贈った。
(楊明珠/編集:楊千慧)