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2022-09-08 観光

日本時代建設の旧保養施設 ヒノキ造り 修復終え再オープン

注目ポイント

北東部・宜蘭県太平山国家森林遊楽区で日本統治時代に建設された保養施設「太平山倶楽部」の建物が6日、台風被害からの修復を終えて一般公開された。

修復を終えて一般公開された「旧太平山倶楽部」=羅東林区管理処提供

(宜蘭中央社)北東部・宜蘭県太平山国家森林遊楽区で日本統治時代に建設された保養施設「太平山倶楽部」の建物が6日、台風被害からの修復を終えて一般公開された。

行政院(内閣)農業委員会林務局羅東林区管理処によれば、建物は1937(昭和12)年に建設。海抜2000メートル地点に位置する2階建てのタイワンヒノキ造りで、戦後も招待所などとして利用されたが、2012年の台風による土砂災害で一部が損壊し、20年まで修復工事が行われた。昨年11月には歴史建築に登録された。

公開時間は午前8時40分~午後4時20分。毎週水曜日休館。入れ替え制で入場料は大人200台湾元(約930円)。ガイドによる解説が行われる他、太平山の自然や歴史を伝える展示で魅力を伝えている。

(王朝鈺/編集:齊藤啓介)

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