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東部・台東県政府が県産コーヒーのブランド「太平洋左岸台東コーヒー」を立ち上げた。県は今後、分野を超えた協力を進め、ブランドサイトを開設するなどして、特色ある地域ブランドにさせたい考えだ。

(台東中央社)東部・台東県政府が県産コーヒーのブランド「太平洋左岸台東コーヒー」を立ち上げた。県は今後、分野を超えた協力を進め、ブランドサイトを開設するなどして、特色ある地域ブランドにさせたい考えだ。
饒慶鈴県長は3日の記者会見で、「コーヒーは光り輝くブラックダイヤモンドだ」と指摘。同県内では143ヘクタールでコーヒーが栽培され、台湾第3位の面積だとし、地域の特色を生み出していると語った。
また台東を訪れる旅行者が毎年増えていることから、県が推進する「スローエコノミー」と合わせて「台東産コーヒーを飲み、スローライフを楽しむ」とするブランドコンセプトを伝えると説明。県が生産と販売を全力で推進すると語った。
県農業処の許家豪処長は、ブランドサイトでは関連の情報を調べられる他、360度カメラを駆使して台東のコーヒー農園にいるような感覚が味わえ、ブランドや山と海の魅力を知ってもらえると強調。コーヒー産業が早期に確立され、多くの人に台東産の良質なコーヒーを飲んでもらいたいと期待を寄せた。
(盧太城/編集:齊藤啓介)