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中国・四川省で5日にマグニチュード(M)6.8の地震が起きたのを受け、蔡英文総統は6日、総統府の張惇涵報道官を通じてお見舞いのメッセージを発表した。

(台北中央社)中国・四川省で5日にマグニチュード(M)6.8の地震が起きたのを受け、蔡英文(さいえいぶん)総統は6日、総統府の張惇涵(ちょうじゅんかん)報道官を通じてお見舞いのメッセージを発表した。内政部(内務省)消防署はすでに救助隊派遣の準備を整え、指示があれば直ちに出発するとしている。
張報道官によれば、蔡総統は犠牲者やその家族に哀悼の意を表すとともに、捜索救助活動や復興作業が順調に進み、早期に元の生活を取り戻せるよう願った。
消防署が6日発表した報道資料によると、すでに捜索救助隊員40人、災害救助犬1頭、各種救援装備・器材5トンの派遣準備を整えた。外交部(外務省)または台湾で対中政策を担当する大陸委員会の指示があれば直ちにチャーター機を出発させる。消防署は、災害救助における台湾のソフトパワーを示すとしている。
(温貴香/編集:名切千絵)