注目ポイント
台湾出身、歌手、俳優、作曲家、作詞家とマルチな分野で活躍しているC-POP界の大スター、ジェイ・チョウ(周杰倫)。世界中のファンが待望していたニューアルバムを6年ぶりにリリースした。22年間にわたって中華圏の音楽シーンをリードしているジェイと彼の音楽の今を知るチャンスが来た。
そのジェイ・チョウがこの7月、6年ぶりに新作「最偉大的作品 Greatest Works Of Art」をリリースした。通算15作目。
まずは、アルバムタイトル曲のMVを見てほしい。
一言、豪華。
撮影はオスカー受賞の会社によって1カ月以上かけ、パリにある152年の歴史をもつサマテリーヌ百貨店と、モンパルナスのカフェ、ラ・ロトンドで行われたそう。
ジェイは1920年代にタイムスリップするという設定で、登場人物は、マグリット、ダリ、モネ、常玉(中国の有名な画家)などのそっくりさんが登場し(ほんと似てる!)、彼らに向けてジェイはそれぞれの作品にちなんだマジックを見せたりもする。また、中国の世界的ピアニスト、ランラン(朗朗)と台湾系オーストラリア人バイオリニスト、レイ・チェンも登場する。

そしてアルバム全体の音楽はというと、「ジェイが帰ってきた!」と言いたくなるほどジェイ・チョウらしい「周式曲風」で、そこには昨今の流行りのサウンドをちょっと入れてみるといったことはなく、従来の、中華圏の人たちが最も愛するジェイの音楽をグレードアップさせたものになっている。
このアルバム、日本でも配信リリースされていて、先日、ジェイをこよなく愛するギタリストのマーティ・フリードマンさんとラジオ・パーソナリティの今泉圭姫子さんと一緒にジェイについて話した模様が、ソニー・ミュージックのHPに掲載されている。是非ご覧いただければと思う。
ソニーミュージック ジャイ・チョウ(周杰倫)オフィシャルサイト
オススメ記事: