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台湾鉄路管理局は特製シイラ弁当が初発売し、売店前に市民が行列を作った。副菜には花蓮特産のウコンカンゾウやアスパラガスなどを使い、9月30日まで花蓮駅の売店で毎日50食分を限定販売する。
(花蓮中央社)台湾鉄路管理局(台鉄)は26日、みそ風味のたれで味付けしたシイラを主菜にした特製弁当を発売した。価格は1食100台湾元(約450円)。来月30日まで東部・花蓮駅の売店で毎日50食分を限定販売する。
台鉄によると、同局の花蓮工場で作られる弁当で、シイラが主菜として使われるのは初めて。身がしっかりとして骨が少なく、たんぱく質が豊富で脂肪が比較的少ないという。副菜には花蓮特産のウコンカンゾウやアスパラガスなどを使い、彩りも鮮やかだ。
台鉄の関係者は、行政院(内閣)農業委員会漁業署と手を組み、これまでにもウナギやティラピア、サバなどの特色ある弁当を作成したと説明。今後も毎月旬の魚を使った商品を打ち出すと語った。
この日午前10時30分の販売開始時刻には、売店前に市民が行列を作った。6食分を購入した林さんは、シイラの弁当を食べたことがないとして、家族の昼食にすると話した。