2022-08-26 ライフ

性の多様性を認めるフラッグ(旗)の図集レインボーフラッグしかないと思ってない?

注目ポイント

皆さんは、レインボーフラッグについてはよく知っているだろう。レインボーフラッグの美しい6色は、LGBTQIA+コミュニティを表してる。この旗を使用することは、同性愛コミュニティを支持したいという意味だが、レインボーフラッグは性の多様性の中の一つ過ぎないことをご存じだろうか?

近頃、台湾での最大のニュースは、同性婚が憲法改正で正式にスタートする前に、より多くのコミュニケーションを通じて、男女の多様性を国民に理解してもらうことがとても重要だと考えられている。

ここ数年、各コミュニティは、彼らの性同一性を表すために、様々な性別コミュニティの旗を設計した。これらの性を表すマークは、より多くの人々が彼らを認識するのに役立つ。この記事はいくつかの異なる性自認(ジェンダー・アイデンティティ)の旗を整理し(スペースの関係上、一部の記号は全文を掲載しきれていないが)、その意味を解読し、より多くの性マイノリティを認識するのに役立たせたい。早速一緒に見てみよう。

 

レインボーフラッグ 1978-1979年 デザイナー:ギルベルト・ベイカー

性自認の旗を紹介する前に、まず皆さんに最もよく知られているレインボーフラッグ から紹介しよう。レインボーフラッグ はLGBTQIA+コミュニティを表し、すべてのジェンダー・アイデンティティが平等であることで知られている。この旗は一般的にゲイやレズビアンのコミュニティアイデンティティと理解されている。

しかし、レインボーフラッグ が7つの色で構成されていないことをご存知だろうか?最も原始的なバージョンはギルベルト・ベイカー氏が1978年に手染めしたもので、6月25日にサンフランシスコのゲイパレードで初めて披露された。旗は8色のストライプで構成され、それぞれ明るいピンク、赤、オレンジ、黄、緑、ターコイズ、青、紫の順番に「性、生命、癒し、太陽、自然、芸術、調和、精神」の意味を表している。

1978年11月27日、アメリカで初めてカミングアウトをしたサンフランシスコ市議、ハーヴェイ・ミルク氏が暗殺された後、人々はレインボーフラッグ に関心を持ち始めたが、当時、明るいピンク色の繊維不足が発生したために、1979年に7色のレインボーフラッグ に改版した。

1979年以降、レインボーフラッグ は6色のバージョンに変更され、色順は自然界の虹に従って、赤を上に、順にオレンジ、黄、緑、青、紫になった。

ベイカー氏は「自然界の虹」に変更したのは「性は人権である」という考えを表すことであり、一般の人が多様性に寛容さをもって接することができる自然の問題と同じであるということを主張した。ベイカー氏は2017年3月にニューヨークの自宅で65歳で亡くなった。


 

バイセクシャル 1998年、デザイナー:ミカエル・ページ

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