2022-08-24 観光

ミシュラン「ビブグルマン」 台湾4都市の掲載店発表 59軒が新たに選出

© ミシュラン「ビブグルマン」 台湾4都市の掲載店発表 59軒が新たに選出

注目ポイント

ミシュランは23日にビブグルマン2022を発表、台湾で手頃価格で良質な食事ができる店を141軒が選ばれた。台北から鶏肉料理で有名な「鶏家荘」、台中から「竹筒飯」が特色の「竹之郷」、台南から漢方料理を提供する「博仁堂」、高雄からそぼろご飯の店「柏弘肉燥」などが選出された。

(台北中央社)飲食店の格付け本「ミシュランガイド」を手掛ける仏タイヤ大手、ミシュランは23日、手頃価格で良質な食事ができる店を選んだ「ビブグルマン2022」の台北、台中、台南、高雄の掲載店を発表した。選ばれたのは台北57軒、台中37軒、台南27軒、高雄20軒で、うち59軒が新しい顔触れとなった。

ミシュランは、4都市から選出された店のリストには少なくとも20種類の料理とスタイルが含まれると指摘。現地における食文化の多様性と豊かさを示していると評価した。台南と高雄へのミシュランガイドの進出は初めて。

台北でビブグルマンに新たに選出されたのは6店舗。雲南料理の老舗「人和園」や鶏肉料理で有名な「鶏家荘」などが選ばれた。

台中は台北と同様、6軒の新しい顔触れが選出された。竹の中にご飯を入れて食べる「竹筒飯」が特色の「竹之郷」や60年以上の歴史を誇る客家料理店「牛稼荘」などが入選した。

台南から選出されたのは、漢方料理を提供する「博仁堂」やおかゆの店「大勇街無名鹹粥」、「阿星鹹粥」など。小吃(シャオチー)と呼ばれる手頃な価格の一品料理が楽しめる店は19軒、台湾料理店は5軒となっている。

高雄で選ばれた20軒の約半分(9軒)は台湾料理店。例えば、毎日台南から届けられてきた新鮮な牛肉を使用した「湖東牛肉館」や台湾産牛肉による牛しゃぶ「牛老大涮牛肉」、そぼろご飯の店「柏弘肉燥」など。その他に台湾の小吃や四川料理店、麺店などが含まれる。

星獲得店舗は30日に発表される。

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