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台湾と日本のフルーツをテーマにしたイベント日台フルーツ夏祭を20日に台北市のケタガラン大道で開催。台湾から日本に輸出が可能な夏の果物(パイナップル、マンゴー、ブンタンなど)や農産加工品などを紹介し、台日交流の強化を図る。
(台北中央社)行政院(内閣)農業委員会農糧署は15日、台湾と日本の夏のフルーツをテーマにしたイベント「台日水果夏祭」(日台フルーツ夏祭)を日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会と20日に北部・台北市のケタガラン大道で開催すると発表した。台湾から日本に輸出可能な夏の果物や農産加工品などを紹介し、台日交流の強化を図る。
イベントは今年が交流協会の設立50年となる節目に当たるのに合わせて実施。台湾からはパイナップルやマンゴー、バナナ、ブンタン、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、ブドウの他、グアバやトマト、茶葉、酒、コーヒーなどの加工品が20ブースで出品される。
日本からも厳選された商品などが15ブースで出品され、交流協会は「日本ロスの台湾の友人の心を癒したい」とアピール。農糧署の姚志旺副署長は、果物を通じて台日交流と安定した友好関係を促進したいと語った。
農糧署によると、台湾から日本への果物輸出量は2019年に4706トンだったのが、21年には2万1996トンに増加。今年は6月30日までに1万8717トンが輸出され、輸出量全体の64%を占めているという。