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台北市中正紀念堂で10日、「第48回台日美術交流展」が開催、台湾と日本60人の芸術家が出展、台湾に影響を与えた石川欽一郎と黒田重太郎の作品を含めて116点作品を展示。主催する台日美術協会の林吉裕理事長は今後の規模拡大に期待する。
(台北中央社)台北市内の中正紀念堂で10日、「第48回台日美術交流展」が始まった。21日まで続き、会場には作品116点が並ぶ。主催する台日美術協会の林吉裕理事長は、新型コロナウイルスの影響が続いているものの、同展を開催できたことに喜びを示し、今後の規模拡大に期待を寄せた。
台湾と日本60人の芸術家が出展。116点のうち、80点が台湾の作家のもので、36点が日本の作家の作品。現代美術家の他、台湾に影響を与えた石川欽一郎や黒田重太郎などの作品も展示されているという。
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の村嶋郁代広報文化部長は、同協会のこれまでの貢献に感謝し、コロナ下でも多くの芸術家が創作を続けていることに敬意を表した。