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15日から、台湾側の水際措置が緩和になり、搭乗前2日以内に実施したPCR検査の陰性証明の提示が不要となる。入国者に対し、台湾到着までには、在宅検疫期間の待機場所の確保や指定のシステム上での登録手続きを済ませると求められる。
(台北中央社)台湾は15日午前0時から、新型コロナウイルスの水際対策として一部入国者に求めていたPCR検査の陰性証明書の提示を撤廃する。中央感染症指揮センターが10日発表した。
台湾では水際対策として、搭乗前2日以内に実施したPCR検査の陰性証明の提示を入国者に義務付けていたが、先月14日、国民や居留証(ARC)を所持する外国人、乗り継ぎ客が免除になった。今月15日からは全ての入国者において提示の必要がなくなる。
同センターは、他国でも同様の措置が緩和されていることに加え、到着時の空港でのPCR検査や入国後の在宅検疫(外出禁止)などの措置は継続していることを考慮したと説明した。
入国者に対し、台湾入りの前には、在宅検疫期間の待機場所の確保や指定のシステム上での登録手続きを済ませ、入国後には空港での検査や在宅検疫などの措置に協力するよう呼び掛けた。
一方、海外の検査で陽性と診断された場合は、検査日から7日間は航空機への搭乗を自粛するよう求めた。