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台中市観光旅遊局は8日、青森県観光国際戦略局などとオンラインで交流を行った。双方の温泉産業の発展に向けた共通認識を形成して交流協力計画を進めながら、国境開放後の相互宣伝・送客につなげるように話し合った。
(台中中央社)中部・台中市政府観光旅遊局(観旅局)は8日、青森県観光国際戦略局や同県平川市などとオンラインで交流を行い、新型コロナウイルス収束後の温泉観光振興や将来の協力などについて話し合った。
同市によると、青森県や同県平川市とは2016年に友好交流協定を結んでいる。市の温泉観光協会や温泉業者の他、青森県温泉協議会なども交流会に参加した。
観旅局の韓育琪局長は、同市内には谷関、大坑、東勢、烏日、后里などに温泉エリアがあるとし、谷関の歴史は日本統治時代の明治期から始まり、日本とゆかりが深いと説明。青森県は温泉と豊かな自然景観があることから、台湾人の訪日温泉旅行の目的地として特に人気が高いと語った。
また双方の温泉産業の発展に向けた共通認識を形成して、短・中・長期の交流協力計画を進めながら、国境開放後の相互宣伝・送客につなげたいと語った。