2022-08-10 観光

台湾・基隆市 観光振興の成果紹介 オンラインで日本の経験学ぶ

注目ポイント

台湾基隆市正浜漁港で市の観光振興に関する展示が行われている。建物の外壁を美化した他、近隣の造船所跡地や和平島などのスポットと組み合わせた観光PRなどに取り組んできた。7日には日本で地方創生に携わる人々とオンラインで結び、経験を学ぶイベントも開かれた。

(基隆中央社)北部・基隆市正浜漁港にある観光案内所「正浜遊客中心」で、市の観光振興に関する取り組みを紹介する展示が行われている。7日には秋田県や福井県などで地方創生に携わる人々とオンラインで結び、経験を学ぶイベントも開かれた。

市は近年、正浜漁港に面する建物の外壁をレインボーカラーに塗装して美化した他、近隣の造船所跡地や和平島などのスポットと組み合わせた観光PRなどに取り組んできた。

イベントに出席した林右昌(りんゆうしょう)基隆市長は、将来の基隆の都市発展と観光に重要なことは、高い価値があり、洗練され、深みがあり、多元化されていることだと強調。「観光客により長く滞在してもらい、地元に経済効果をもたらしたい」との認識を示した。

会場には和平島公園や地元の関係者らも招かれ、日本側との交流を図った。市は今回のイベントを通じて正浜や和平島地区の地方創生を目指す人々に刺激を与え、観光促進につながればと期待を寄せた。

展示は8月14日まで。

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