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旧暦の七夕、市民から寄せられた「愛のメッセージ」を車体に掲載した高雄ライトレールの特別列車「蜜柑号」の運行が開始。
(高雄中央社)旧暦で七夕の4日、高雄ライトレール(LRT、軽軌)で市民から寄せられた「愛のメッセージ」を車体に掲載した特別列車「蜜柑号」の運行が開始された。
5日から市内で開催される台湾のクリエーティブ産業の祭典「クリエーティブエキスポ台湾」(台湾文博会)や今秋に行われる予定の「台湾デザイン展」(台湾設計展)を前に、ライトレールを運行する高雄メトロ(MRT)が市民からメッセージを募集。48人の思いが掲載された。
この日は運行開始を記念するイベントが開かれ、メッセージを寄せた市民らが記念撮影に興じるなどした。
11歳と8歳の娘の父親だという郭さんは、将来の婿に宛てて「もしあなたが娘をいじめたら、私は(漫画キャラクターの)ワンパンマンのように、あなたにパンチする」とつづった。この日娘と撮った写真は、結婚式の際に上映するつもりだと話した。
「蜜柑号」は11月3日まで運行される。
(蔡孟妤/編集:齊藤啓介)