注目ポイント
台湾と関係が深いセントビンセントのラルフ・ゴンザルベス首相やリトアニア運輸通信省のバイシウケビチウテ副大臣が率いる代表団が相次ぎに台湾訪問、台湾への支持を示す。
(台北中央社)中国がペロシ米下院議長の訪台に反発し軍事的な圧力を強める中、セントビンセント・グレナディーンのラルフ・ゴンザルベス首相が7日朝、台湾に到着した。桃園国際空港で談話を発表し、中国に対し台湾周辺での軍事演習をやめるよう呼び掛けた。
中華民国(台湾)と外交関係を結ぶセントビンセント・グレナディーン。ゴンザルベス氏は政府の招待を受けて来訪し、12日まで滞在する。談話では、台湾が厳しい状況に直面する中、訪台できたことを喜び、攻撃や暴力による圧力は受け入れられないとの立場を示した。
総統府は報道資料で、心からの歓迎を表明。ゴンザルベス氏の訪台は具体的な行動によって台湾との関係の強固さを示すだけでなく、台湾への支持を示す意義もあるとした。
また、リトアニア運輸通信省のバイシウケビチウテ副大臣らで構成される代表団も7日、台湾入りした。
