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台湾の歌手で俳優、アーロン(炎亜綸)がFacebookの朝食の投稿で「台湾人」とアメリカンスタイルに言及し、また「微博(ウェイボー)」にて「中国は一つしかない」とリツイートしなかったことで、中国のネットユーザーから「台湾独立派」と非難された。
(台北中央社)歌手で俳優のアーロン(炎亜綸)が立ち上げたファッションブランド「ONIDENTIFY」は5日、アーロンとの協力関係を解除したと発表した。
アーロンは3日、「朝起きて、気分がとても良い。君は台湾スタイルの朝ごはんが好き? それともアメリカンスタイル? (中華料理の)蟻の木登りじゃなければどっちでもいいや」とフェイスブックに投稿。台湾と米国に言及し、ペロシ米下院議長の訪台を思わせるような内容だったこともあり、中国のインターネット利用者から不満の声が上がっていた。
同ブランドは中国のSNS「微博(ウェイボー)」を通じ「一つの中国の原則を一貫して守り、祖国の統一を強く支持し、国家の分裂をたくらむ全ての言動に断固反対する」とするコメントを発表した。