2022-07-25 ライフ

台湾人との日常会話で常識!?星座ごとの性格判断

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注目ポイント

日本では自分や相手の性格を判断するために「血液型」がよく用いられますが、星占いが浸透している台湾では「12星座」を参考にするのが一般的。日常の様々な場面で話題に上り、恋人を選ぶ時に参考にされることもある台湾の星座観を紹介します。

台湾での生活の中で台湾人の方々とおしゃべりをするとき、星座の話になることがほんとよくあるんです!はじめは「なぜ星座なんだろう」と不思議に思っていましたが、台湾人にとって星座は日本でいう血液型のようなもので、性格などを判断する際にまず一番最初に参考にしているものだったんです。日本ではA型:几帳面、O型:おおざっぱ、B型:自己中心的、AB型:二重人格など、性格を判断するものとして血液型がよく使われますよね。台湾では星座がそれに当たるんです。

 

●初めて台湾人と知り合ったらあいさつの後すぐ「あなたの星座は何?」

●中国語の語学学校で台湾人の先生からも「あなたの星座は?」

●台湾人の友達と恋愛の話をするとき「あなたの彼氏(彼女)は何座?」

●台湾人が自分の性格を話すとき「私は〇〇座だから○○な性格なんだよ」

●採用活動でも星座を参考にされることもあるとか...

日本ではなかなか考えられないケースもありますが、台湾にいると様々な場面で星座の話になり、その話題で盛り上がります。

 

台湾で血液型ではなく、星座が愛されている理由は何なのでしょうか?

台湾人の血液型の割合はO型43%、A型27%、B型25%、AB型5%。対して日本人の血液型の割合はA型40%、O型30%、B型20%、AB型10%といわれ、日本人のA型比率以上に、台湾人はO型比率が大多数となっています。確かに同じ血液型が多いと性格の判断基準にはなりにくいですよね。また、血液型は4種類なのに対して、星座は12種類なので、より細かく性格が分類されています。集団でいるよりも個人主義を好む人が多い台湾人の特徴から、血液型よりも種類が豊富な星座で性格を判断するというのは納得がいきますね。逆に日本人は特徴や属性が規定されると安心感を覚え、多様性よりも画一性や協調性を重視する傾向があるので属性が少ない血液型を多用しているのかもしれません。さらに、台湾人は占いや風水、信仰が生活の一部となっていることから擬科学(科学的に確認できない法則や現象)を信じている人が日本人と比較して多いことも星座で性格判断している人が多い理由ではないでしょうか。

 

台湾で認識されている星座ごとの性格を見てみましょう!

おひつじ座:楽観的/誠実/活発

おうし座:ユニーク/のんびり屋/現実主義

ふたご座:好奇心旺盛/アウトドア派/活発で口が上手い

かに座:素直/神秘的/優柔不断

しし座:ユニークで寛大/一途/メンツを気にする

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