注目ポイント
暑い夏を乗り切るのにぴったりの仙草ゼリー。台湾では定番のスイーツですが、最近は日本でも専門店がオープンしています。その味わいや楽しみ方をkeiko在台灣さんが紹介します。
大家好!keiko在台灣です。
真っ黒で、見た目はコーヒーゼリーのようなデザート「仙草ゼリー」。台湾では日常に溶け込んだ定番スイーツです。
コンビニやスーパーではもちろん、仙草ゼリー専門店でも食べることができます。台湾のドリンクスタンドやかき氷などにも必ずトッピングに用意されているんですよ。中国語では「仙草凍(シェンツァオドン)」といいます。
【仙草とは】
仙草はシソ科の生薬としても利用される植物。乾燥させたものを煮詰めて冷やすと固まり、黒いゼリー状になります。
【仙草ゼリーの味と食べ方】
仙草ゼリーにはあらかじめ砂糖が入っており、ほんのりとした甘さと少しの苦みが感じられます。そのまま食べてももちろん美味しいです。コーヒーゼリーのようにミルクをかけたり、好きなトッピングを添えて食べたりもします。写真は、日本購入した缶詰入りのものです。

寒い時期は温かくした「焼仙草」が定番の食べ方となります。甘いスープのような感覚でいただきます。私が食べたことのある焼仙草は、トロトロととろみのついた状態でした。
【他のスイーツのトッピングとしても】
豆花やかき氷のトッピングにしたり、タピオカミルクティーのタピオカの代わりに入れることもあります。ちなみに、私が台湾のドリンクで好きなトッピングは仙草ゼリー。台湾に行ったときはいろんなご飯が食べたいので、お腹にたまりすぎないものが飲みたい。でもミルクティー&トッピングも楽しみたい!そんなときにオススメです。
【都内にある仙草ゼリー専門店】
この数年、本格的な台湾スイーツを食べられる店舗が日本全国に増えています。東京上野には、2018年に仙草専門店である「黒工号」というお店がOPENしています。

たっぷりの仙草ゼリーと、台湾ならではの様々なトッピングを楽しむことができますよ。今回私は「黒工1号」をテイクアウト。トッピングは「黒米」「イモボール」「ミニイモエン」です。ボリュームがあるのですが、仙草ゼリーのさっぱりとした食感のおかげでペロリと完食できちゃいました。夏バテで食欲がないときには、食事の代わりになりそうです。他にも、豆花と仙草ゼリーが半分ずつ入ったメニューや、仙草ゼリー入りのドリンクなども楽しめます。
暑い夏の定番デザートとして、ぜひ仙草ゼリーを取り入れてみてくださいね。
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