注目ポイント
アイドルレコメンダーの鎌形剛さんが、ライブ会場を中心に活動するライブアイドルにインタビューする新連載。第1回目は欅坂46の元1期生で、現在はYURiMentalで活躍する青野まゆさんが、欅坂での思い出や5年越しのアイドル再スタートの経緯を語ります。
■「人生変わるな」って思いました
――『矢口真里の火曜The NIGHT』(ABEMA)に出演したときに欅坂46の元メンバーであることを自分から言ってましたよね。なぜ自分から言ったんですか?
青野まゆ う~ん……。なんか正直、YURiMentalに入るまではあまり自分からは言いたくなかったんですよ。ちゃんと活動してたわけでもないし、ホントにただ受かって、いろいろあって辞めちゃっただけだったのでそのグループの一員だったっていう自覚もそんなないですし。
だけどYURiMentalに入ってからは、それが私の長所でもあるなと思って。今でこそいろんな方(元坂道メンバー)がいますけど、私がデビューしたときはまだあんまりいなかったので、それを言うことでYURiMentalの名前がちょっとでも広まるんだったら別に言ってもいいなって思えるようになりました。
――じゃあプロデューサーの指示とかではなかったんですね。
青野まゆ 全然。「別に言いたくなかったら言わなくてもいいし、言いたかったら言ってもいいからね~」みたいな感じでした(笑)。結構アイドルにとって大きい番組じゃないですか? せっかくそこにグループ代表で選ばれたので、どうせなら言おうかなと思って。
――今年の1月にはnoteにも「アイドルを目指したわけ」というタイトルで鳥居坂(欅坂)46オーディションの思い出を書いていましたけど、それも自主的に始めたんですか?
青野まゆ そうですね。結構特典会でファンの人が「この話って触れていいのかな? 触れちゃダメなのかな?」みたいな感じで来るんですけど、別に全然いいんだよって思っているし、だったら何回も聞かれて何回も答えるよりは、みんなが見られるようなところで詳しく書いたほうがいいのかなと思って……ハイ、書きました。
――なんですけど、オーディションの最終審査くらいで更新が止まってますよね(笑)。
青野まゆ アハハ! なんか、そのあたりのことを書くのが怖いじゃないですけど、自分にとってすごい大事な話だったので上手くまとまらなくて。ちょっと時間置こうかな、もったいぶろうかなって思ってたら時間が経っちゃいました(笑)。
――ブログあるあるですね(笑)。なんでも初めて受けた坂道のオーディションは乃木坂46の2期生のときで、1期生のときは友達に誘われたけど断ったそうですね。
青野まゆ 当時はネット応募がなくって、写真を現像して、履歴書を書いて送るっていうのが中学ぐらいだったのでもう難しくて(笑)。カメラも持ってないし、協力者もいなかったので、なんか応募はしませんでした。