2022-07-28 ライフ

青野まゆ「(欅坂46を)好きになろうとは思わなかったけど、逆に遠ざけたりもしなくなりました」<鎌形剛の #かまつよオススメアイドル>

注目ポイント

アイドルレコメンダーの鎌形剛さんが、ライブ会場を中心に活動するライブアイドルにインタビューする新連載。第1回目は欅坂46の元1期生で、現在はYURiMentalで活躍する青野まゆさんが、欅坂での思い出や5年越しのアイドル再スタートの経緯を語ります。


 

――青野さん以外は全員アイドル経験者だったんですか。
青野まゆ そうですね。うちのグループが私含めて6人なんですけど、そのうちの4人がもともと同じグループで活動してました。いろんな縁があって、今のプロデューサーの元にその4人が集まって、そこに私と(アイドル経験者の)百瀬ゆらが入ったので。だから私以外の5人はずーっと別のところで活動してて、まっさらな新人は私だけでした(笑)。


 

――欅坂46を抜けてからYURiMentalに加入するまで5年もかかりましたけど、このグループには友達に誘われて入ったそうですね。

青野まゆ そうですね。欅坂よりも前、中学生のときにいわゆる地下アイドルみたいなことを数ヵ月だけしてたことがあったんですけど、そのときに一緒にレッスン受けてた子とずっと連絡を取り合ってて。で、22歳のときにその子が「まゆちゃんも一緒にアイドルやらない?」って誘ってくれて、2人まとめて引き取ってくれたのがここ(YURiMental)だったんですけど、その子もいろいろあったらしく、ここでは活動できなくなっちゃって(笑)。


 

――それで青野さんだけ入ることになったんですね(笑)。加入してからはライブ漬けの毎日みたいですけど、運営サイドとはよく意見をぶつけ合ったりするそうですね(笑)。noteには「運営さんと衣装や小物のことで1番よくバトる」と書いていました。

青野まゆ 私、結構お洋服とかに対するこだわりが強くて、衣装の靴を最初は厚底にしてもらってたんですよ。で、なんかのタイミングで靴を変えるってなった時に、すごいぺたんこのスニーカーにされたんですけど、私はどうしてもそれでライブに出たくなくて。


 

――なぜスニーカーだと嫌なんですか?
青野まゆ 自分、身長高いんですけど、実物よりももっとスタイルよく見られたくて。だから絶対に厚底とかヒールで表出たいんですけど、ほかのメンバーはそんなにこだわりないみたいな感じだったので、私は自腹で靴買って、ひとりだけ頑なにそれ履いてやってました(笑)。

 

――自腹ですか! ひとりだけ違う靴でステージに立つことは許してもらえたんですか?

青野まゆ 最初の数ヶ月間は隠れて履いてたんです。でもバレて「なんでそれ履いてるの?」って言われたから、「やっぱ嫌なんで自分で買って履きました」って言ったら、「じゃあどうぞ」って諦められちゃったみたいで。

そしたらほかのメンバーも「まゆがいいなら私も!」みたいな感じで靴を自分で買って履き始めたので、私は「だったら最初からみんなで言ったらよかったじゃん!」ってずっと思ってるんですよ。たぶんみんなバトるのがイヤだったからだと思うんですけど、結局みんな7000円くらいの靴を自腹で買ってました。最初からみんなで言ってればなって今も思ってるんですけどね(笑)。

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