注目ポイント
台湾の人々はとても旅行好きだ。サラリーマンも家族連れもしっかり休暇を取って旅行することでリフレッシュしている。 では、台湾人が好きな旅行先はどこだろうか?
2年半に及ぶ新型コロナウイルスの流行により、政府が不要不急の渡航を控えるよう呼びかけ、海外旅行好きの台湾人を苦しめている。 同時に世界各国が、観光客に開放することを待ち望んでいるのだ。中でも、台湾人が旅行を計画する時、ある国が真っ先に挙げられる。その国とはいったい…。
台湾人の最近の旅行計画
TNLが最近行った調査では、台湾人の64%が今後6か月以内に、日本への旅行を計画しており、次いで韓国が12%、アメリカが12.1%となった。 今すぐに海外旅行ができるとしたらどこを選ぶか、については「日本」が56.7%で1位という結果になった。年齢別でみると18~29歳では日本に次いで韓国、50~60歳では中国が2位となった。
日本を頻繁に訪れる台湾人は再来することを強く望んでおり、アフターコロナにおいても日本への渡航の可能性が高いだろう。逆に日本を訪れたことがない台湾人も5割が日本を訪れたいと考えているのだ。
日本好きな台湾人にとって、最も魅力的な旅行先は北海道。台湾の日本旅行者には、北海道が最も人気のある観光地である。 日本を頻繁に訪れる台湾人にとっては、関東が最も魅力的な場所だ。また。日本に来たことがない人は、台湾に最も近い沖縄を選ぶ傾向にある。
そんな台湾の旅行者の多くが楽しみにしているのは、現地の料理を味わうことと異文化や芸術に触れること、さらに自然を体験することだ。 日本の限定商品を買うことも、楽しみの一つなのだ。
収入は日本旅行への意欲に影響しない!
調査によると、年収100万NTD以上の世帯が日本を訪れる頻度が高い。しかし、一般世帯とも大きな差はない。 また、所得の高い世帯ほど旅行情報の入手先が多様化し、自由旅行をより楽しんでいる傾向があることもわかった。これは、台湾人が所得に関係なく、日本を依然として魅力的な旅行先であると感じていることを示している。
今回の日本の団体旅行開放政策では、台湾はまだリストに入っていない。だが、台湾ではすでに一刻も早く日本に旅行して、日本の文化や美食を体験したいと考えられているようだ。
オススメ記事:
・【まじないから見る台湾原住民族】ー台湾原住民族のまじない文化ー
・台湾最大の港で失われた "色とりどりの大漁旗 "の復元に挑む~高雄で見つけたユニーク文化の探訪~
・格安チケットに増便も 本格的な国境開放を見据える台湾の航空業界