注目ポイント
日本と台湾の防災に関する〈そなえ〉をテーマにした連載企画の第3回。今回はインテリアになったり、普段使いもできるおしゃれな防災グッズをまとめてみた。
日本でも台湾でも、災害への備えとして欠かせないのが防災グッズ。前回紹介した台湾人の防災意識に関する調査でも、食料・飲料水の準備や、緊急避難セット(緊急避難袋)を用意している人の割合は高い。
台湾でも防災グッズへの関心は年々高まり、特に日本の備蓄食や防災用品は強いブランド力があるという。今回はいざという時に頼りになるだけでなく、プレゼントにも最適なおしゃれなデザインの防災グッズをピックアップして紹介する。

家族構成に合わせて組み合わせられる備蓄セット
三和製作所「bibo」
部屋のインテリアを邪魔しないような防災グッズを探している人におすすめしたいのが、見せることを前提にデザインされた防災備蓄セット「bibo」。家族がいつも集まる場所に備蓄できるように、リビングルームや和室、子ども部屋など、設置したい空間に適した4種類のデザインが用意されている。
収納ボックスの中身は、食事や衛生用品、ラジオ、救急ツールなど。「男性用」「女性用」「シニア用」「キッズ用」と、それぞれの属性に合わせた備蓄品が収納されたユニットを自由に組み合わせられるのもポイントだ。贈答用に1歳未満のベビー向けユニットもある。

今すぐ始められるローリングストック
杉田エース「DAILY IZAMESHI」
いざという時に保存食が賞味期限切れになっていることを防ぎ、災害時も日常生活に近い食生活を送れるように、日頃から備蓄を使い、使った分だけ買い足すローリングストックが定着してきた。
「IZAMESHI」は、「備蓄食から、おいしく食べる長期保存食」をコンセプトにした保存食で、ガスや電気なしで簡単調理ができ、味や安全性も追求されている。ごはん、おかず、パン、スイーツがセットになった1人3日分の「DAILY IZAMESHI」は、普段から食べたくなるようなメニューがラインナップされ、気軽に始められるローリングストックとして最適だ。
【Amazon.co.jpで「DAILY IZAMESHI」を購入する】

女性に配慮した工夫が施された下着&洗濯セット
ファンクション「レスキューランジェリー」
災害時の女性の下着問題などを解決できるプロダクトとして、女性の視点から開発された防災グッズが「レスキューランジェリー」だ。
竹布を使用し、抗菌防臭性が高く着心地の良いブラトップやショーツ、布ナプキンに、それらをまとめるバッグや洗剤を同梱。バッグは防水加工が施されているため、水を運んだり洗濯もでき、人目を気にせずに下着を干せる工夫も。洗剤は環境に配慮され、避難場所でも場所を選ばず排水できる。