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旬の季節を迎えたライチ。特に台湾南部・高雄で生産される玉荷包(ぎょくかほう)は香りもジューシーさも格別で、それを目当てに台湾を訪れる人もいるほど! 日本ではなかなか出会う機会が少ないフレッシュな生ライチの魅力をkeiko在台灣さんが紹介します。
大家好!keiko在台灣です。
みなさん、ライチは好きですか?日本ではスイーツやビュッフェ、ドリンクなどで見かけることが多い印象です。日本に出回っているライチは冷凍も多いので、生のフレッシュなライチに出会う機会は少ないかもしれません。 生のライチは鮮度を保つのが難しく、通年楽しむためには冷凍が必要なんですね。
6月は台湾のライチが旬の季節!収穫できるのは1年のうち、たった数週間と限られています。台湾に行けない今、なかなか台湾の生ライチを食べる機会がなくなってしまったのですが、先日、私の友人が台湾から取り寄せた台湾ライチをお裾分けしてくれました!貴重な生ライチを早速実食です。

今回私がいただいたのは、玉荷包(ぎょくかほう)という品種。緑色の皮が特徴の品種です。産地は主に、台湾南部にある高雄です。
ライチが入った袋を開けると、すでにライチの甘い香りがしてきました。皮はゴツゴツとしており、少し厚みがあります。ぶどうの様に手で剥くことができますよ。剥いてみると、ライチ特有の甘く上品な香りが。溢れる果汁!とってもジューシーです。口に入れると、ツルンとしてシャキシャキしつつ、コシのある食感。爽やかで強い甘みを感じます。思わず次の一粒に手が伸びてしまう美味しさ。美しい白い果肉とライチの香りは、ちょっとリッチな気持ちにさせてくれる気がします。世界三大美女の1人、楊貴妃が愛したといわれているのも納得です。

この数年、台湾ライチを日本のスーパーでも見かけることが増えてきました。数個入ったものがパックで売っていますので、見つけたら即ゲットを!都内の中華スーパーでは、箱入りや量り売りで販売されていることもあります。贅沢に箱買いして、思う存分旬の味覚を味わうのも良いですね。
ちなみに台湾では、ライチの季節になると枝がついたままの状態で販売されていることが多いです。朝市などで気軽に購入ができます。包丁などもいらないので、観光中にも気軽に楽しめるのでおすすめです。
渡航ができていた頃は、生ライチを食べるために台湾旅行に行っていた台湾好きな友人もいました。日本で台湾ライチの美味しさを知ったみなさん、台湾で枝付きライチを楽しむ旅も計画してみてくださいね。
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