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2022-06-07 経済

1軒の貸会議室から始まった空間シェアリング TKP河野社長が開拓した新たなビジネス分野【日台エグゼクティブの眼-Vol.2】

注目ポイント

日台のエグゼクティブにインタビューするThe News Lens Japanの連載企画。貸会議室大手ティーケーピーは、昨年、台湾台北市で大型レンタルオフィス・コワーキングスペース事業を始めた。リーマンショック、3.11、コロナ禍と、大きな危機を乗り越えてきた河野貴輝社長の確信と決意とは

また、札幌丸井三越や大丸福岡天神など、集客に苦しむ百貨店の空きスペースもTKPは大型貸会議室などとして活用。東北最大級だった大塚家具仙台ショールームも、TKPと子会社・日本リージャスが運営する貸会議室やシェアオフィスなどの総合ビジネスセンターに生まれ変わった。

 

社会の問題を解決できる会社に

今後、企業としてTKPの将来像をどのように描くのか。

河野氏は、「TKPは全国に場所を持っているので、その場所を通じて社会の問題を解決できる会社にしていきたい」と語る。実際、コロナ禍では、TKPは契約している全国の施設を「一瞬にしてワクチン接種センターに変えることができた」と実例を挙げた。時代と社会のニーズにマッチした臨機応変さがTKPの最大の武器だ。

 


【日台エグゼクティブの眼】は、台湾へすでに進出している日系企業や、ビジネス展開を視野に入れている日本企業、日本での事業に注力する台湾企業のエグゼクティブから、トップが持つべき視点やリスクへの心構え、将来の展望などを聞くThe News Lens Japanオリジナルの連載企画。

 

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