注目ポイント
コーヒー好きにとっては朗報だ。最新の研究によると、適量のコーヒーに少量の砂糖を入れて飲む人は、コーヒーを飲まない人より調査期間中に亡くなった人の割合が30%低かったことが分かった。抗酸化物質を多く含むコーヒーは〝不老長寿〟の飲み物なのか?米紙ニューヨーク・タイムズが驚きの調査結果を検証した。
栄養学の専門家によると、コーヒー豆には、細胞に悪影響をおよぼすフリーラジカルや遊離基(ゆうりき)と呼ばれる分子やイオンを分解する抗酸化物質を多量に含んでいる。フリーラジカルは時間をかけて蓄積されると、体に炎症を起こし、心臓疾患につながる動脈硬化巣(プラーク)を形成するとされる。そのため栄養士は抗酸化物質を豊富に含んだ食品や飲み物を推奨している。
適量のコーヒーを日課として飲む人は、健康志向が高い可能性もあるという。そういった人たちはエナジードリンクや炭酸飲料といった砂糖を多く含む健康面に悪影響を及ぼす飲み物よりも、水出しコーヒーやドリップ式コーヒーをチョイスするのではないかとゴールドバーク氏は推測する。
だからと言って、コーヒーを飲む習慣のない人たちに対して、「毎朝、スタバに立ち寄ることを日課にすべき」などと勧めるのに十分なデータはまだないとウィー氏は語った。
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