注目ポイント
日本と台湾の防災に関する〈そなえ〉をテーマにした連載企画の第2回。台湾で実施したアンケート結果から、台湾で生活する人々の防災意識を紐解くと、日本との共通点、そして世代間の違いも浮き彫りになった。
この若い世代は「避難する場所を家族や親しい人と話し合っている(41.5%)」「住まいの耐震性を調査し、補強している(24.1%)」「防災訓練に参加した(30.9%)」などと回答した人の割合が全体平均よりも目立って多い。
家族や親しい人との連絡方法や避難場所を決めていたり、防災備蓄に意識的に取り組んでいたりするなど、日本と台湾で共通点が見られた一方で、台湾では若い世代を中心に、防災への備えの意識が高いことがうかがえた。
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