注目ポイント
台湾・台北の西南部に位置する新竹市の「TSUTAYA BOOKSTORE」では、デザイン、建築、生活美学などの外国語書籍を中心に、3万冊を超える蔵書があり、東西の文豪の作品から日本のファッション誌まで、ヘビーな読者からライトな読者まで、あらゆる人に楽しんでもらえる内容を取り揃えている。
ライター:古家萱
「TSUTAYA BOOKSTORE」は、2017年の台湾進出以来、台北、台中、高雄に6店舗を展開し、今年は新竹にも進出している。今回「大魯閣湳雅廣場」にオープンした新店舗は、建築からマーチャンダイジングに至るまで、細部にまでこだわった多様な複合施設として、様々な分野を融合して新しいカタチを提案している。
3万冊の蔵書と73の輸入文具・雑貨ブランド
新竹市の「TSUTAYA BOOKSTORE」では、デザイン、建築、生活美学などの外国語書籍を中心に、3万冊を超える蔵書がある。その豊富な蔵書に加え、1953年創業の日本の手作り小道具ブランド「コハナ」をはじめ、73のブランドの輸入文具・雑貨を取り揃えている。それ以外にも、京都の烏丸通りのお香店「香彩堂」、60年以上続く日本を代表する陶磁器ブランド「SAIKAI 西海陶器」、江戸中期に創業し約300年の伝統を持つ筆記具ブランドである「株式会社あかしや」等が入っている。
また、「TSUTAYA BOOKSTORE」は文化財デパートである「林百貨店」と提携し、新竹で台南のグルメ土産や風合いのある文化創作品、TGの「台湾ガラス×深澤直人」デザイン商品、ギフトセットなども販売している。

© TSUTAYA BOOKSTORE

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WIRED CHAYA 茶房
2017年7月に東京に初出店した際に、食事とデザート、癒しの空間での読書が融合された店づくりで好評を博した。新竹ナンヤ店では、他店舗の精神を受け継ぎ、伝統的な一汁三菜のメニューをベースに、創造的で美味しいおススメメニューを提供する。
親子で楽しめる「大魯閣湳雅廣場」の空間デザインに沿うように「WIRED CHAYA茶房」では、香り豊かで温かく滑らかなスープが楽しめる、トリュフとキノコ類を1人鍋で提供するという、新竹ナンヤ店だけの限定メニューを開発した。そして、お子様には和風ハンバーグ、天ぷらうどん、海老フライのお子様ランチ等も用意されている。
一方で新竹ナンヤ店では、世界初のテイクアウトコーヒーバーとして、米粉ドーナツとワッフル、バニラのイタリアンジェラートセットも発売。やわらかな口当たりとサクサクの食感が合わさって新鮮な味わいだ。子どもが喜ぶだけでなく、ウーロン茶や高野山の抹茶、オリーブオイル味のイタリアンジェラートなど、甘すぎない大人向けの味も用意されている。
「TSUTAYA BOOKSTORE新竹ナンヤ店」は4月15日から営業しているので、興味のある方はその他の関連ニュースにもご注目を!

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