2022-02-25 観光

台湾の絵本「台灣早餐地圖」。台湾各地の朝ごはんを知ろう!

© Shutterstock / 達志影像


台湾グルメといえば、朝ごはんを思い出す方も多いのではないでしょうか。豆漿(ドウジャン)や饅頭(マントウ)蛋餅(ダンピン)、お粥などは定番の台湾朝ごはんですよね。実は、台湾にはもっと沢山の朝ごはんがあることを知っていましたか?今日は台湾全土の様々な朝ごはんを、可愛いイラストで知ることが出来る絵本を紹介いたします。

 

『台灣早餐地圖』(台湾朝ごはんmap)

著者: 百香果

出版社: 聯經出版公司

まずは表紙を見てみましょう。温かみのあるイラストで、朝ごはんの風景が描かれてる表紙。私が特に気になるのは、おじさんが卵を割ってカップに入れているところ。一体これは何の朝ごはんなんでしょう? 後ほど中身を確認してみましょう。

紹介されている地域は19箇所。台湾全土が網羅されています。台北市/新北市/基隆/桃園/新竹/苗栗/台中/彰化/南投/雲林/嘉義/台南/高雄/屏東(小琉球)/宜蘭/花蓮/台東(緑島、蘭嶼)/澎湖/ 馬祖/ 金門。

行ったことがある場所、みなさんは何ヶ所ありますか? そして、どの地域にどんな特色のある朝ごはんがあるか知っていましたか?

↑ぜひ、表紙と裏表紙の見返し(表紙をめくってすぐのページ)もチェックしてください。楽しい工夫がしてあります。

絵本は台北からスタート。馴染みのある朝ごはんが画面一杯に描かれています。シズル感を感じるイラストは、見ているだけでお腹がグーグー。やはり観光でもよく訪れる場所でもあるので、私も知っている朝ごはんがたくさんあります。朝ごはんと共に各地の特徴的な建物や文化などがところ狭しと紹介されており、一つ一つ楽しくじっくり観察したくなる地図です。

台北のページで紹介されてる「肉鬆麵包」は、肉でできたでんぶがたっぷりかかったパンのこと。台湾のパンの定番商品です。好みが分かれる味で、日本人では苦手な方と、大好きな方とがいる印象があります。定番中の定番、鹹豆漿と燒餅も描かれていました。燒餅は、サクッとしたナンのような記事に油條(揚げパン)が挟まっているボリューミーなご飯。美味しくエネルギーがチャージされる逸品です。

↑台北に観光に行った時に撮った写真。(左)肉鬆麵包/(右)鹹豆漿と燒餅

台北の次の新北市以降は、初めて知る朝ごはんが本当にたくさん出てきます!特産品や気候、その土地に住む人々の文化などで特徴が大きく変わっているようです。前書きを見ると、作者の百香果さんは相当な時間をかけてリサーチをされたそうです。この絵本を読めば、台湾各地の朝ごはん情報を網羅できちゃいます!

↑裏表紙。台湾にあるチェーン店の朝ごはん屋さんを思い起こさせるイラストも!

さて、先ほど表紙で見つけた朝ごはん。卵を割ってカップに入れている風景は、どこの、どんな朝ごはんだったのでしょう。読み進めて見つけました!嘉義名物の「炭焼杏仁茶」というものらしいです。炭火で温めた杏仁茶に卵を入れ、それに油條を浸して食べるのが定番なんだとか!何十年も続く老舗とのことです。ミルクセーキのような味わいなのでしょうか? どんな味なのかとても気になります。

* * * * * 

1ページ1ページをじっくり楽しむことができるこの絵本。絵本なので、中国語がわからなくても楽しめます!!

日本国内から通販できるところもたくさんありますで、ぜひタイトルを検索して手に入れてくださいね。

ちなみに作者さんの名前である「百香果」とは「パッションフルーツ」の中国語。

作者さんの名前までもが美味しそうな、読めば読むほどお腹の空く1冊でした。

 

オススメ記事:

日本で楽しむ!台湾のお菓子ベスト3+ドリンク

台湾発の翻訳コミック『用九商店』。漫画で知る台湾文化とその生活

連載「いちにの算数いーあるさんすー」 台湾ルネサンス時評:タピオカミルクティの次にくるものは?

連載「いちにの算数いーあるさんすー」 台湾ルネサンス時評:台湾人は村上春樹がお好き?

東京2020-2021 初沢亜利

 

あわせて読みたい