2022-02-28 経済

海外で働いてみたい方必見!台湾が発行する就業ゴールドカードとは

© Shutterstock / 達志影像

そろそろ日本だけでなく海外で自分の力を試してみたい!そんなこと一度は考えたことありませんか?海外で働いてみたいけど、手続きが色々大変そう、、、就労VISAってどうやってとるの?高収入じゃないと難しそう、、、など様々なハードルがあってなかなか前に進めない、台湾にはそんな悩みを解決してくれる万能な“就業ゴールドカード”があるんです!今回はその詳細についてご紹介します!

ZEPETOより作成

 

まずはじめに、就業ゴールドカードとは? 

・台湾の労働許可証、居住ビザ、外国人居住許可証、再入国許可証が セットで1枚のカードになったビザ制度(4 in 1) 

・就労の自由度が非常に高く、特定の雇用主に雇われる必要がない 

・扶養家族を帯同させる権利もあり 

・プロフェッショナルな人材向けのプレミアムなカード

 

取得のための条件は? 

就業ゴールドカードを取得するためには、 「外国専業人才延攬及雇用法」で定められた特定8分野の専門能力が必要な仕事に従事可能な外国人「外国特定専業人才」として認められる必要があります。 

・サイエンスとテクノロジー 

・経済 

・教育 

・文化 

・スポーツ 

・金融 

・法律 

・建築 

申請時に一つの分野を選んでその分野の実績を提出し、審査しても らうことになります。

 

申請方法と審査にかかる期間

・申請は全てオンラインで完結 

・台湾非居住者でも国外から申請者自身で申し込み 

・既に台湾で就業中の場合は、在籍する会社経由で申請することも可能 ・一定の条件を満たすことで享受できる税制優遇 (給与所得1,200万円超過した分は課税が半額に) 

・審査料金 

USD100~310程度 

国籍(米国とそれ以外)や申請期間(1年、2年、3年)によりなる 

・審査最短で30日程度

 

高所得者でないと取得できないの? 

必ずしも高所得である必要はありません!

経済分野において申請する場合、 直近3年間の月収が16万台湾ドル(約60万円)以上であることが 認定される条件のうちのひとつです。

この分野の申請者数が最も多いため、世間から高所得者向け のビザという印象を持たれている節があります。 ほかの分野であれば、 

研究職→国際的な学会などでの論文掲載実績 

文化→国際的な文化活動 

スポーツ→国際大会の受賞歴、活躍記録 

ハイテク→先進企業での就労実績の記録、活動や実績をもとに申請することも可能

 

就業ゴールドカード発行国別・分野別

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