そんなMLB労働闘争の歴史を振り返ると、労使交渉のもつれによるMLBのロックアウトは過去3回、選手側によるストライキは5回行われている。最初は1972年のストライキで、13日間実施され、計86試合が中止された。
73年と76年には球団側が17日間にわたりロックアウトを決行。その後、交渉妥結によりシーズンは予定通り始まった。また、90年にもロックアウトが2月15日から32日間続き、キャンプは短縮され、シーズン開幕も1週間遅れた。94年には機構側がサラリーキャップの導入を提案したことに選手会が反発し、232日間に及ぶプロスポーツ史上最長のストライキとなり、ワールドシリーズも中止となった。
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