その翌日、ショルツ首相はベルリンでマクロン大統領とポーランドのドゥダ大統領と会談。3首脳は会談前に行った記者会見で「われわれの共通目標は、欧州での戦争を阻止することだ」(ショルツ氏)と訴え、戦争という表現を繰り返し、切迫する情勢への危機感をあらわにした。
現在、ロシアはウクライナ東部の国境付近に10万人規模の軍を集結させ、北のベラルーシにも3万~3万5000人のロシア軍を国境近くに配備したとされる。また、8日にはロシア国防省が軍艦6隻を黒海に向かわせたと発表。これでウクライナの西部を除き、北・東・南の三方を包囲して臨戦態勢を強めている。米欧は緊張緩和の兆しは見えないとして、警戒度をさらに高めている。
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