そのため、五輪施設内では海外のSNSサービスも使用できるとされるが、個人のケータイなどを使用すれば、メッセージが監視されるだけでなく個人情報なども盗み取られるという懸念から、FBIは使い捨てケータイの使用を強く勧めている。
一方、世界中の人権侵害や言論弾圧を監視する国際人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は先月、北京五輪に参加する選手らに向け、「北京では言論の自由が保障されていない。選手らは危険にさらされている」と警鐘を鳴らした。さらに、発言によっては中国当局に訴追され、IOCからも処分される可能性があるため、「大会に参加する選手は沈黙を守り、帰国してから発言してほしい」と異例の忠告をした。
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