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2022-02-01 経済

デンマークが1日、ほぼ全てのコロナ規制を撤廃 首相は「以前の生活に戻ろう」と国民に呼びかけ

それでもネーハマー首相は、「全てが困難な時期にあって、救いは入院患者の数が多くないことだ。重症者病床の使用率も全く悪くないレベルと言えるだろう」とし、「今は国民が一息つける状態にある」と述べた。

デンマークやオーストリアの新たな動きは、欧州では英国やアイルランド、オランダが1月下旬に実施したパンデミック後をにらんだ“日常生活”の復活を目指したものだ。

その英国は昨年12月から今年1月中旬にかけて、人口比で世界最多レベルの新規感染者を出し、1月4日には過去最多の1日21万8705人を記録した。現在も連日6万~10万人規模の新規感染者が続いているものの、専門家はすでにピークアウトしたとみている。

英国ではすでに90%を超える60歳以上が3回目のワクチン接種を終え、入院患者数も減少に転じたことから、公共の場でのマスク着用義務やイベントでの人数制限規制などを先月27日に撤廃。隣国のアイルランドも同様の傾向で、英国に続いた。

一方、オランダでは現在も感染者数が記録的レベルに達しているが、オミクロン株による入院率が当初の懸念より低いことなどから、専門家らは経済再開が可能と判断。同国のルッテ首相は、「われわれは大きな一歩を踏み出している。これは、大きなリスクを負うことも意味している」と述べ、先月26日に規制緩和に舵を切った。

 

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