また、15年にはグーグルの共同創業者で当時CEOだったラリー・ペイジ氏(49)によると、マスク氏はシリコンバレーを訪れる際は時々ペイジ氏に、「今日はどこに泊まるか決まっていない。そっちに行っても大丈夫か?」というメールを送っていたという。
マスク氏のスペースXは20年5月、有人宇宙船「クルードラゴン」の初の打ち上げに成功。29年には人類を火星に送り、やがてそこで火星政府を設置し、繁栄する都市を築くという青写真も示している。「火星への最初の旅は本当に危険だ。死ぬ確率も高い。それはどうにもならないし、そういうものだ」とし、「死ぬ場所を選ぶなら、火星は悪い選択ではない」とも語っている。宇宙規模の構想を描くマスク氏にとって、大豪邸や豪華クルーザーなど、取るに足らないものなのかも知れない。
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