そんな中、ウクライナ侵攻の大義名分となる「偽旗作戦」を遂行するため、ロシアはウクライナ東部に工作員を配置していると米政府が非難した。ホワイトハウスのサキ報道官は、ロシアがウクライナの親ロシア部隊への疑似的破壊活動を計画し、工作員は市街戦と爆発物の使用の訓練を受けていると指摘した。
同報道官はまた、「ロシア側は自国の介入を正当化し、ウクライナを分裂させるため、国営メディアやソーシャルメディアを使ってウクライナが挑発行為をしているとする捏(ねつ)造をすでに始めている」と述べた。
ロシアが多角的にウクライナへの戦略を繰り広げるなかで、英紙ガーディアンは16日、今回のサイバー攻撃が、ロシアが狙う軍事侵攻の前触れではないかとみる専門家もいると伝えた。
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