2022-01-12 ライフ PR

日本酒の輸出金額総額が12年連続で最高記録を達成!


2021年度1~9月の日本酒の輸出金額総額数値が275 億円を突破。コロナ禍の影響で国内出荷が低迷する中、日本酒の輸出は引き続き好調。 2011年から9月時点での香港の伸び率は驚異的な約 426%、フランスではソムリエコンテストの課題に日本酒が登場し話題に。

日本酒造組合中央会(以下:中央会)は、2021 年度(1~9月)の日本酒輸出総額が、昨年を超え、

12 年連続で最高記録を達成したことを発表。

※2021年は1月~9月の合計値

※単位:百万円

出典:財務省貿易統計

 

9月時点での金額第1位は中国。前年、前々年も上回る過去最高となった。金額第 2 位は香港。第3位アメリカ、第4位シンガポール、第5位台湾で、アジアが牽引する形となった。香港は、2011 年と比較すると 426.4%と驚異的な伸び率で、現地での日本酒を取り扱う人や愛飲者が増えていることを裏付けている。

 

【輸出実績推移トピックス】 

● 1 月~9 月で過去最高の輸出金額を達成。総額約 275 億円(昨対比 113.9% )。※1月~11月まででは総額約358億円で昨対比 173.5%を突破。

●数量では、1 月~9月で前年比103.7%となった。(1月~11月まででは前年比152.5%)海外のトレンドは、よりプレミアムな日本酒が好まれる傾向に。 

 

【輸出金額増の要因】 

● コロナ禍を超え日本より早く営業再開した海外のレストランで、和食の人気に支えられ日本酒の注文が増加。

● 東京 2020 開催により、居酒屋スタイルの和食や日本酒に注目が集まる。

● 各国で日本酒の輸入販売に取り組むインポーターやディストリビューターが増加するという下地も整ってきており、日本酒のファン層が拡大。 

● 海外の酒類コンクールにおいて、日本酒部門を設けるコンテストが増え認知度が向上。 

● 中央会はフランスソムリエ協会とパートナシップを結んでおり、今年のソムリエコンテストの決勝戦では初めて日本酒の課題が出題されるなど、トップソムリエを通じた日本酒市場拡大にも取り組んでいる。

 


【「日本酒」市場拡大に向け、洋食と日本酒のペアリングを訴求】

 

  世界ソムリエ協会主催の大会で日本酒の多様性や魅力をアピール

「ASI Best Sommelier of Europe & Africa in Cyprus 2021」にて

 

全国 1,691 の蔵元が所属する日本酒造組合中央会(Japan Sake and Shochu Makers Association、以下:中央会)は、世界ソムリエ協会(ASI - Association de laSommellerie Internationale)主催の、欧州・アフリカ地域におけるベストソムリエを決める大会「ASI Best Sommelier of Europe & Africa in Cyprus 2021」に初めて参加。

 

ヨーロッパやアフリカ市場に向け日本酒を浸透させるために、ガストロノミーの分野で影響力が高いオピニオンリーダーであるトップソムリエに向け日本酒の魅力を訴求していくことが必須と考え、今回の参加を決定。45 銘柄、530 本の日本酒を本年の主催国であるキプロス共和国へ贈り、34 カ国から集まったトップソムリエにむけてセミナーと試飲機会を提供し、日本酒の多様性や魅力をアピール。本大会に参加したソムリエからは「麹がもたらす複雑なうまみやバランスがとても素晴らしく、これからもより深く注目していきたい」などのコメントと共に、その味わいの深さや多様性について賞賛された。

 

また、同大会のマスタークラスでのセミナーにも「日本酒」のテーマが選出され、日本酒の正しい知識及び、多様な料理とのペアリングにおける可能性について説明が行われた。セミナー講師は前回大会の優勝者、ラトビア出身ソムリエ、ライモンズ・トムソン(Raimonds Tomsons)氏。約 100 名が参加し、8 銘柄の試飲を通して多くの質問が寄せられ、その関心の高さが伺えた。

 

近年、海外では日本食の拡大と共に、日本酒の人気が台頭。中央会では、日本酒が日本食とのペアリングに限らず、様々な食のシーンに日本酒が浸透していけるよう、これからもその魅力の訴求の場を拡大していきたいと考えている。

 

中央会の宇都宮仁理事は、「日本酒が世界の食文化の多様化に貢献できることを信じ、これからも日本酒の魅力を発信していきたいです。この度、本大会に参加して、各国トップソムリエからの関心も高く、より海外で日本酒が受け入れられ始めていると感じております。」とコメントした。