2022-04-08 政治・国際

台湾ネットワーク使用最新レポート毎日のインターネット接続時間は全世界の平均より1時間多くTikTokは5大SNSの仲間入り

© DATAREPORTAL,《Digital 2022: Taiwan》

注目ポイント

TenMax騰学広告技術は、台湾におけるデジタル広告技術の自主的な研究・開発に取り組んでいる。台湾人は1日平均どのくらいインターネットを使用するのか? ネットで何をしているのか? どのサイトを一番よく使うのか? ネットショッピングする際、何がポイントになっているのか? 台湾のインターネットユーザーが今年重視してきたことトップ8を紹介し、台湾の消費者のデジタル習慣を垣間見てみよう。

 

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 (7)ブランドマーケティング 検索エンジン、口コミ、ウェブ&ソーシャル広告、どれも欠かせない

マーケタ―として最も重要なことは、視聴者がどのようにブランドの情報にアクセスできるかということだ。データによると消費者がブランド情報を調べる際の情報源上位6位は、検索エンジンによる検索(45.6%)、友人や家族による口コミ・推薦(42.8%)、オンライン広告(35.5%)、アプリ内広告(33.5%)、テレビ広告(33.0%)、ソーシャルメディア広告(32.2%)である。

 

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一方、6割の消費者は買い物する前にまずインターネットで検索し、オンラインユーザーの約半数が過去30日間にブランドの公式サイトを訪問し、14.6%が少なくとも一度はウェブサイト広告をクリックしたことがあると回答。上記のデータの結果、ブランドのオンラインショッピング化の有無に関わらず、消費者が検索した際に良質な情報と良い印象を与えるようなデジタルマーケティングを展開する必要がある。


(8)ネットプライバシー意識 偽情報、個人情報の心配が年々高まる

インターネットの使用行為がますます成熟するにつれて、ネットユーザーたちのサイバーセキュリティとプライバシーの問題に対する意識もますます高まっている。

データによると、約半数(48.8%)のユーザーはネット上で偽の情報が蔓延し、真実/虚偽の情報を区別できないことを心配している。また、33.1%のユーザーは第三者が手持ちの個人情報を乱用する可能性があることを心配していると回答し、その割合はどちらも昨年より3.3ポイント上昇した。また、約35%のユーザーが過去1か月以内に自分のクッキー(Cookie)記録を削除し、インターネットユーザーが自分のデータを管理することに熱心であることが分かる。

 

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 デジタル世界は急速に変化し、ユーザーには年々異なるニーズと傾向がある。毎年更新される年次報告書を通じて、マーケタ―は台湾の消費者のデジタル使用習慣を観察し、マーケティング意思決定に適用する洞察を整理することができる。レポートの内容に興味があるなら、全文を読むべきだろう。

 



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