注目ポイント
TenMax騰学広告技術は、台湾におけるデジタル広告技術の自主的な研究・開発に取り組んでいる。台湾人は1日平均どのくらいインターネットを使用するのか? ネットで何をしているのか? どのサイトを一番よく使うのか? ネットショッピングする際、何がポイントになっているのか? 台湾のインターネットユーザーが今年重視してきたことトップ8を紹介し、台湾の消費者のデジタル習慣を垣間見てみよう。
さらにGoogle、Yahooなどの検索エンジンを含む、最もトラフィックの多いサイトを見てみよう。YouTube、Facebookなどのコミュニティプラットフォーム、聯合新聞、自由時報、中時電子報、ETtoday、奇摩新聞などのニュースサイト、ブログサイト「Gangbang」や、中華圏最大のゲームコミュニティ「Bahamut」もその中に含まれている。
(5)コミュニティ利用時間 1日2時間、携帯をスクロールさせて時間を潰す
2172万人のインターネットユーザーのうち2135万人が、コミュニティプラットフォームのユーザーであり、昨年より8.4%成長し、全国人口の89.4%を占め、世界で7番目だ。使用時間からいえば、台湾人は1日平均2時間4分をかけてコミュニティプラットフォームを利用しており、これは全世界平均より23分少ない。
台湾人がコミュニティプラットフォームを使用する理由について、トップ5は、友人と連絡を取り合う、暇つぶし、みんなが何を話しているのかを見て、内容を探索し、時事ニュースを読むことだ。最もよく使われるコミュニティプラットフォームは
LINE(95.7%),Facebook(90.8%)、Instagram(70.6%)、Messenger(68.5%)とTikTok(35.2%)の順番である。

© DATAREPORTAL,《Digital 2022: Taiwan》
では、どのようなコンテンツがソーシャルメディアプラットフォームで最も多くのフォロワーを獲得しているのか? 家族や友人からの近況報告とは別に、上位5つは、テレビチャンネルや番組(32.2%)、グルメ・レストラン(30.8%)、バンド・歌手(29.3%)、映画スター(29.3%)、ネット上の有名人または専門家(28.6%)だ。
(6)Eコマースでの買い物行為 送料無料、割引価格、スムーズな支払い、が最も魅力的!
コロナ禍でオンラインショッピングブームが起こり、過去1年、インターネットユーザーの46.8%はオンライン上で買い物をした経験があると回答。Eコマース利用者全体の34.7%が食料品をオンラインで購入したことがある。
また13.9%のユーザーは中古品を購入し、38.6%のユーザーは購入前に比較材料として3社を使い、最もお得な商品を見つける。近年発展した「先買い後払い」システムも、7.9%のユーザーが使用している。
オンラインショッピングについて、ユーザーが感じる魅力上位5つは、それぞれ送料無料(67.5%)、割引価格(53.5%)、簡単な支払い手続き(40.8%)、代引きオプション(38.5%)及び消費者の評価(34.2%)だ。Eコマースブランドや販売者がユーザーを効果的に巻き込んで購買をさせたいのであれば、上記から始めてはいかがだろうか。